夏の道 アマランサス 田んぼ 秋 冬の北アルプス 玉ねぎ

山福農林舎

~宝と宝がつながる未来~

田畑、山、エネルギー、人を結び、100年先も輝く世界へ。

わっこ谷の山福農林舎とは

 田畑、山、エネルギー、人を結び、100年先も豊かであり続ける地域をつくっていきます。
 
「わっこ谷の山福農林舎」は長野県筑北地域(筑北村・麻績村)にあります。
長野市、松本市、上田市、安曇野市など、県内の観光要所にアクセスしやすい便利な場所で、古くは中山道と北国街道をつなぐ宿場町として栄えました。善光寺に向かう巡礼の道「善光寺街道」も通っています。
地域の人口は約6,500人。標高1,000m~1,300mの山に囲まれたすり鉢状の大地には、小さな里や集落が点在し、土地の75%以上を森林が占めています。
 
ここで生活していると私たちは太古より地球のサイクルの中で生かされているんだな、と実感します。
雪解けとともにふきのとうが芽を出し、梅と桜と桃が一緒に開花したところで春が訪れ、小学校に入ったばかりの子どもたちが村のみんなに「こんちは!」と元気よくあいさつしていきます。夏にはたくさん採れた野菜を誰かが玄関先においていき、村のばあちゃんたちは縁側で漬物を食べながら話をしています。稲穂が黄金色になるころには、あかね色に染まる北アルプスがよく見え、枯草のいぶされた匂いや道路脇にたたずむ馬頭観音が、遺伝子に訴えかけてくるかのように、はるか遠い昔を思い起こさせます。凍てつく冬は天の川から星が降り注ぎ、古いまきストーブで温めた野菜たっぷりの鍋をみんなでつつきます
 
ここには昔から受け継がれる田畑や山林、人のつながり、手つかずの自然や史跡があり、素朴で優しい人たちがおいしいものを食べて「ふつうの」生活をしています。
住んでいるとなかなか気がつきませんが、ここには小さな「ふつう」という「宝」がたくさん落ちているのです。この宝をもう一度集めて、わっこ(信州の方言で「輪」)にしたら、素敵な社会になりそう――こんな思いが、「山福農林舎」の活動の底に流れています。
皆さんも「わっこ谷」で一緒に「宝さがし」しませんか?
 

事業紹介

 

事業紹介

活動理念

地域の宝(農業、林業、エネルギー、人など)、および福祉・教育をつなげて、協力し合える「輪」をつくり、
誰もが力を発揮できる住みよい社会を目指します。

この法人は農業、林業、人、エネルギーを連携させて環境を整え、より効率かつ持続的な資源の活用を目指すと共に、福祉機関や教育機関との協力体制を築いて、地域全体の「輪」を強化し、また地域の魅力と雇用を掘り起こすことで、誰もが自分の力を発揮できる暮らしやすい社会、ならびに各人が自身の住む場所に深い愛着と誇りを持てる地域をつくることを目的とする。